★大宮に
本質のあるヨーロッパの玩具を!

 大木麻記子さん

(さいたま市) 

「ネガティブが無いんです。あるのはひたすら感謝感謝。」 

これはロングインタビューの締めくくりに、
「大変だったことはありますか?」と投げかけたときの、大木さんからの極めてシンプルな答え。

実にチャーミングな人である。

愛してやまない美しい氷川参道沿いの2階に、大宮初のヨーロッパの玩具店をオープンしたのが2013年のこと。子育てによる10年間の専業主婦から、いきなり店主へ。お店を借りる際の手続きで、役職を書く欄に一瞬面食らったという。私、専業主婦なのにと。

こういう人、大好きだ。

 

「オープン当初は未だ何も置いていなかったんです。玩具のお店を開く。それだけ決めて、まず場所を借りちゃったんですよ。」フワリとダイナミックな決断を話す様は、聴いていてワクワクしてくる。(写真はオープン当初のもの)

大木さんとの出逢いは今から5年ほど前。

サンケイリビング新聞社埼玉版、園児とお母さんの情報誌「あんふぁん」の「埼玉ナビ」を担当させて戴いていた時に、「ぬくもり溢れる木のおもちゃ」の特集を是非したいと想い、見つけたのが大木さんのお店「Toy-Toy」さんだった。

 

「子育てをしていた時に、ヨーロッパの玩具を扱うお店が当時大宮には一軒も見当たらなかったんです。大宮大好きな地元人として悲しかったですね。ならば私がやろうと。」

今や大木さんのお店を訪れる人は
老若男女を問わない。氷川参道を美しく彩り、遊びの本質を伝える。
チャーミングな癒しの中にも、凛とした粋も備わる女性である。